S和炭鉱〜忘れらるる街〜
Jr@心霊ストーカー軍団
ジャンル:廃鉱&廃墟 探索メンバー:Jr.
※本件についてのお問い合わせはご遠慮願います。
廃鉱、廃線、廃道、、、これらのスポットを探索するのが、全国的に静かな大ブ−ム(何じゃそりゃ)となっています。
もともと少数派の人々の密かな楽しみではありましたが、インタ−ネットの影響は大きいですね。
さて、北海道には多数存在する廃鉱(跡)、その規模や認知度は大小様々です。
夕張のように、街そのものが生れ変った例もあれば、雄別や鴻の舞の様に、廃墟系心霊スポットとして認知される場合も。
ただ悲しいかな、メジャ−な廃鉱施設は、ガラスを割られたり落書きされたりと、一部の心無い者によって悪戯されるのも事実。
いずれ放っておいても、廃墟は自然に壊れてしまうのですから、
わざわざそこへ行ってまで破壊的な活動をするのは止めていただきたいと、切に願う次第であります。
また、沼の上のように、施設は跡形もなく、そこへ通じる道も地図から消えつつある、
いわばここに炭坑があった事実すら忘れ去られようとしている場合もあります。
これらの例を大まかにまとめますと、廃鉱の規模とその認知度はほぼ比例するという図式が浮かび上がります。
しかし何事にも例外はあり、探せばあるものですね、規模は大きくともほとんんど知られていない、というのが。
今回私は、数少ない情報を頼りに、今まさに人々から忘れられつつあるこの炭坑へ足を運びました。
数少ない情報によれば、この道無き道を延々と歩いて行きます。
しかし実際にこんな所を歩いていた私は、半信半疑、いや半疑半疑(爆)でした。
(こんなところに本当にあるんかいな?)と。
で、目をよおおおっくこしらえて見ると、、、何やらありました!
それはホッパ−跡でした。
内部は完全に水没しているので、潜入は無理ですが、ここに複線の鉄路があったことを今に語っています。
そのホッパ−跡に隣接する格好で、赤レンガの建物跡が。
ここでホッパ−の開閉制御でも行っていたのでしょうか、過去への想像はますます膨らみます。
ホッパ−以外にも、大小の多くの施設が残っています。
この時私は、上手く言葉では表せないけど、何か違和感を感じていました。
(どこか他の廃鉱と雰囲気が違うな、車では来れない奥地だからかな?いや違うな、何なんだろう、、、?)
その疑問はこの直後に解明されることになります。
さらに奥地に目をやると、、、ついに発見しました、炭住跡です!!
(うぉぉぉぉぉおおおおおっ!!)
私は言葉にならない叫びをあげました!
本当にここは、廃墟好きには形容する言葉を失うほどの光景が広がっています。
先ほどの疑問はすぐに解決しました、ここが他の廃鉱と異なる理由、それは荒らされていない、ということです。
これほどの規模の廃墟は、すでに何箇所も周っています。
その都度、下品な落書きを見るにつけ思わずため息が出たものですが、ここは全く汚されていません!!
人を容易に寄せ付けない、谷深き沢にあるという立地条件が、幸いしているのです。
さて、ちょっとだけ内部を探索してみました。
しかしご覧の通り、完全に崩壊しており、この上なく危険な状態です。
これで潔く諦めがつきました、外観のみの撮影に徹底しよう、と。
炭住錬は全部で4列あるのですが、奥に赤っぽい壁のそれが見えます。
黒いシミが、火事で崩落したかのように見えます。
おっと、窓越しに台所が見えるではありませんか。
家族の為、会社の為、国の為石炭を掘り続けた男、その帰りを暖かく迎えた母と子供。
こんな谷深きところでは、TVやラジオの電波は到底まともに受信はされていなかったと思われます。
しかし、TVがなくとも固い絆で結ばれた会社の同僚、家族、隣近所、、、暖かい光景が次々と目に浮かびます。
よく見ると、壁のシミが人の顔っぽく見えなくもありません。
しかし、ここは純粋な廃墟です。
天命を真っ当して自然死を迎えた人はいるでしょうが、そんなことを考えればこの地球上全てが心霊スポットになります。
必要以上に怖がることはないでしょう。
(とは言うものの、実際行ってみればやっぱり怖いですよ! (^^A;) )
炭住を撮影し、すっかり大満足で帰り道を歩いていた途中、なんと坑口らしきを発見しました!
入り口が塞がれてなく、手をのばせば届きそうな位置にあるのですが、手前に川が流れています。
それは雪解け水を湛え、はっきりと音を出して流れています。
仮に助走をつけて勢い良くジャンプしても、着地地点が土の上なのか、雪を破って川面へ沈んでしまうのか。
ここも十分危険と判断したので、この撮影をもって探索を終了としました。
【追 記】
文中にも登場しましたが、ここは本当に荒らされてなく、程度が素晴らしいのです。
我々心霊スト−カ−軍団は行ってもいいけど、他の人は行かないように、などとおこがましいことを言うつもりはありません。
危険を承知でここを訪れる方は、『残していいのは足跡だけ、持ち帰っていいのは思い出だけ』という基本理念を
尊守していただきたいのです。
また、ここから文明の灯が消えて久しく、完全に熊の生息エリアとなっています。
以上の理由より、繰り返しますが本件についてのお問い合わせはご遠慮願います。
掲示板においてはもちろんのこと、メ−ルをいただいても当方は一切お答えしかねます。
また、場所を特定できるような掲示板への書き込みも固くお断り致します。
それでもここへ行きたい、というお方は全て自己リスクで行動されたし。
当方は一切の責任を負いかねます。
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